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記事一覧

逸失利益の算定

交通事故による逸失利益の算定法で男子の場合、殆どの例で実収入で計算され、女子の場合は最低でも家事労働を勘案して女子労働者の平均賃金が認められます。賃金について統計が取れる企業は、ある程度以上の水準の企業であるため、赤い本の平均賃金額は、世間一般の実際よりもかなり高めに出ます。結果として、中~低水準にある男子労働者の逸失利益が専業主婦以下になってしまうのは、弁護士としては納得がいかないところです。...

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交通事故講演Ⅱ

富山県弁護士会の交通事故講演会の続編です。講演テーマに高次脳機能障害がありました。近時認識度が高まっている傷病名ですが、裁判所の認定は依然画像(MRI・CT)重視のようです。6時間以上の意識障害・PET又はFMRIでの脳の機能障害が認められても高次脳機能障害による損害賠償請求が否定された判例が紹介されました。もちろん、一つの下級審判例ですから、これが決定版の判例というわけではありませんが、法律的見地から...

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交通事故講演

昨日富山県弁護士会で、交通事故訴訟についての講演が行われました。後遺障害について最新の判例・争点が多数紹介されました。少し勉強を怠っていると最新の情勢についていけなくなることを痛感させられました。...

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同一部位の範囲

交通事故の障害等級の認定において、複数の事由に該当する場合でも、同一部位の後遺障害とみなされる場合には、一つの後遺症障害と認定されることになっています。弁護士会の赤い本基準でもそのようになっています。しかし、この準則が拡張解釈され、足首と股関節のように別の部位でも、右(左)下肢という大分類では同一部位であるという理由で、同一の障害と主張される場合があります。この点について明確にした判例は見当たらな...

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損害保険料率算出機構の等級認定

損害保険料率算出機構の等級認定は、画像所見に偏りすぎているように思えます。膨大な数の交通事故障害を全国的に統一的基準で裁定するには、ある程度やむをえないのかもしれませんが、弁護士としては、もう少し被害者の具体的状況を見て欲しいと思います。...

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過失相殺と基本割合

過失相殺の修正事情を判例検索していましたが、予想以上に基本割合によっている判例が多数派でした。容易に交通事故損害賠償額算定基準(弁護士会赤い本基準)を修正しては、基準が基準としての意味をなさないことになってしまいますが、個別にみると結論の妥当性が欠ける場合もあると思います。...

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Author:kotsujikolawfirm
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